⑪「刺青奇偶」~女と刺青・流れゆく男と女~ 2014.11.01 女性の視点で読み直す歌舞伎 女性の視点で読み直す歌舞伎⑪「刺青奇偶」~女と刺青その1・流れゆく男と女~長谷川伸の名作「刺青奇偶」。江戸払になった男・半太郎が、その江戸と川一つ隔てた行徳で薄幸の女・お仲と出会う。半太郎の腕にサイコロの刺青を彫るお仲の心中は?当時の「高速道路」ともいえる川による水運交通
第27回東京国際映画祭、開幕間近! 2014.10.16 ライターの日常 【2014年10月14日】今年も六本木ヒルズを中心に、東京国際映画祭が開催されます。期間は10月23日(木)~31日(金)。今年の目玉は、なんといっても「庵野秀明の世界」でしょう。それから、N.Y.近代美術館映画コレクションも。こちらは東京国立近代美術館フィルムセンターでの上映となります。
⑩「籠釣瓶花街酔醒」~花街の女・光と影と~ 2014.10.01 女性の視点で読み直す歌舞伎 女性の視点で読み直す歌舞伎⑩「籠釣瓶花街酔醒」~花街の女・光と影と~「八ッ橋には肚(はら)がない」「同じ傾城でも揚巻や夕霧とは違う」―多くの傾城を演じてきた坂東玉三郎の言葉である。どこがどう違うのか。それは「太夫」と呼ばれた最高ランクの遊女の消滅と何か関係があるのだろうか。
「ifi(イフアイ)」製作発表行ってきました! 2014.09.21 ライターの日常 【2014年8月21日】宝塚を退団した蘭寿とむが、女優としての活動最初の作品に選んだのが、この「ifi(イフアイ)」。ラスタ・トーマスとか、ケント・モリとか、ストリートPとか、世界的名ダンサーをバックに従えて送る、ダンスと歌と光で綴るステージ。とっても刺激的な制作発表でした。詳細はこち
⑨「牡丹燈籠」~3組の男女が織りなす‘愛と死の輪舞’ 2014.09.01 女性の視点で読み直す歌舞伎 女性の視点で読み直す歌舞伎⑨「牡丹燈籠」~3組の男女が織りなす‘愛と死の輪舞’「牡丹燈籠」といえば、夏の夜に響く「カラ~ン、コロ~ン」の下駄の音。そして夜な夜な通う、ガイコツ美人・・・。でもきっと皆さんは、「牡丹燈籠」の本当のラストシーンを知らない!幽霊よりもコワイ人間の業と
CINEMA CLOSE-UP発進! 2014.08.17 執筆 【2014年8月12日】6月に告知しましたが、いつも歌舞伎俳優のインタビューや劇評などを掲載させていただいている「月刊スカパー!」さんで、「CINEMA COLSE-UP」という映画のページを書かせていただきました。封切映画をひとつのテーマで選んで書いています。今回は「裏側のハナシ」がテ
「女性の視点で読み直す歌舞伎」第四期決定! 2014.08.14 女性の視点で読み直す歌舞伎 【2014年8月7日】本日、「女性の視点で読み直す歌舞伎」第三期の2回目を終えました。男性1人に女性2人の三角関係を描いた話として、「お染久松」が出てくる作品3作について話しました。9月4日は、「牡丹燈籠」。幽霊よりコワい人間の業の深さについて、がテーマです。おかげさまで10月~12月まで
⑧「野崎村」~お染とお光、譲れない恋~ 2014.08.01 女性の視点で読み直す歌舞伎 女性の視点で読み直す歌舞伎⑧「お染とお光、譲れない恋」~「染模様妹背門松」「於染久松色読販」と「野崎村」「三角関係」は今昔、洋の東西を問わず、恋の悩みの大御所。「染模様妹背門松」では大店の娘・お染と使用人の久松との心中物語でした。そこではたった1行、「在所でおくめという嫁を決めた
松竹大歌舞伎制作記者会見に行ってきました 2014.07.27 歌舞伎 【2014年7月25日】11月に全国を回る松竹大歌舞伎の記者会見に取材で行ってきました。座頭は片岡愛之助さん。近いうちに記事がアップされましたら、リンクを張りますね。【ウェブomoshiiに記事がアップされました!】こちらをごらんください!
⑦「隅田川」と「瞼の母」で‘子ゆえの闇’を考える 2014.07.01 女性の視点で読み直す歌舞伎 女性の視点で読み直す歌舞伎⑦「‘女は子宮で考える’に異議あり!」~「隅田川」と「瞼の母」で‘子ゆえの闇’を考える~「親子」というと「母もの」と相場が決まっています。「隅田川」と「瞼の母」はいわばその2トップ。「隅田川」は、さらわれた子どもを探して京都から東京の隅田川までやってくる