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第275回「きっと歌舞伎が好きになる!」歌舞伎座四月大歌舞伎(昼の部・夜の部)

歌舞伎を観てみたい!でも、敷居が高い!という人。観たことはあるんだけど、あまりよくわからなかった、という人。歌舞伎は観たことないけど、ミュージカルや演劇は大好き、という人。エンタメ水先案内人の仲野マリが、あらゆるジャンルのエンタメ大好き光線を発しつつ、現代を生きる人間として歌舞伎を楽しむ入り口にご案内します。

今回は、2026年4月歌舞伎座「四月大歌舞伎」を3日・4日と昼夜連続で観てきた感想をお届けします。1カ月公演の中でも日に日に「舞台の変化」と「伸び代」の話、そして中村福助さんの圧倒的な立ち姿、菊五郎さんの三役早替わりの凄さ、右近・眞秀の連獅子の日ごとの変化まで、たっぷりお話しします。

【おもな内容】

・0:01:32 舞台は一期一会——3日(平日)と4日(土曜)で客層が変わり、大向こうの掛け声も拍手も違う。舞台はお客さんとのキャッチボールで毎日変わる。「完成系を観たいなら」「推しの初舞台を見届けたいなら」など、チケットをいつ買うかはその人の目的によるという話。

・0:10:48 昼の部①「廓三番叟(くるわさんばそう)」——長く病気と闘っていらっしゃる中村福助さんの傾城姿の存在感ほか。

・0:26:23 昼の部②「裏表先代萩(うらおもてせんだいはぎ)」——八代目尾上菊五郎さんが政岡・仁木弾正・下男小助の三役を兼ねる。政岡がお茶道具でご飯を炊く場面、仁木弾正の「床下の場」での鼠変化、問注所の場での河原崎権十郎さんとの立ち回りの緊張感など。

・0:58:36 夜の部①「本朝廿四孝 十種香(ほんちょうにじゅうしこう じっしゅこう)」——金曜日は萬壽さんの武田信玄、七之助さんの濡衣、時蔵さんの八重垣姫の3人がパズルのようにピシっとはまり、昼夜通じて一番感動した話など。

・1:09:42 夜の部②「連獅子(れんじし)」尾上右近・尾上眞秀——日によって異なる印象。土曜の眞秀(マホロ)が素晴らしく、「昨日と全然違う」と吸い込まれた。歌舞伎の型と異なる感性の面白さ。

・1:18:43 夜の部③「浮かれ心中(うかれしんじゅう)」——菊之助さんのおすずが可愛らしく最高。昼の仁木弾正との振り幅に圧倒される。勘九郎さんの栄次郎も自分のものに。

・1:32:40 来週告知——特別配信=14日・15日の夜9時半から、メンバー向け生配信予定(ライブ中は一般公開)。

【配信情報】

■ 一般公開期間
2026年から、一般公開の期間を限定しています。(3月までは移行措置)
一般公開は配信当日と翌日とし、1か月後に再公開します。
メンバーの方は常時視聴可能です。

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