「芝浜革財布」@歌舞伎彩歌

三遊亭円朝作の落語の中でもよく知られた人情噺。
酒好き遊び好きの魚屋政五郎が、
早朝の芝浜海岸で立派な革財布を拾います。中には大金! 
これで当分遊んで暮らせると狂喜乱舞した政五郎は、
すぐに家に帰ると酒や肴を注文しまくり、仲間を集めて昼間から大宴会。
ところが、一晩寝て目覚めると、
女房に預けたはずの財布がない!
「知りませんよ、夢でも見たんじゃないですか?」
―それから3年。
酒を断ち、生まれ変わったように働いて
店まで構えるようになった政五郎に、
おたつはあの革財布をおずおずと差し出します。
「宵越しの金は持たない」江戸っ子の、
豪快だが女房に弱いしがない棒手振り・政五郎を
香川照之こと市川中車が好演。
中車が歌舞伎の世界に足を踏み入れて4年、
江戸庶民の生活を描いた「世話物」には
欠かせない役者となっています。
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