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【2026年7月】カンゲキのまとめ

コロナ前は「gamzatti.com」のHPでやっていた「今月の歌舞伎」を、再開しようと思います。
以前と異なることは、歌舞伎座では松竹歌舞伎会会員向けに「定額制観劇サービス(通称:サブスク)」ができたこと。月によりますが、サブスクのある時は、できるだけ活用し、一つの演目を何度も拝見するようにしています。(1週間前に電話し、席が空いていれば観劇可能となる)

今月は、歌舞伎座昼A・B、夜A・B、その他の歌舞伎4で8公演。

月の初めに隠岐の島に旅行していたため(島後・島前に5泊6日)、前半はあまり観劇をしていません。
いつもより少なめです。(仕事の締め切りもあり、全演目を拝見せずに帰宅した日もありました)

サブスクありの月でしたが、申し込む時点ですでに「昼の部Aプロの仁左衛門さんの回は、2階席は満席になる可能性があります。それでもよろしいですか?」と念を押されたので、Aプロはサブスクの他に、3階席を2枚買っておきました。予想通り、初日より前に完売しましたが、松也さんのBプロも大変売れ行きが良く、私はなんと、1回しか観ることができませんでした。Aプロの方が多く見られたという、皮肉な結果に……。

【歌舞伎座】

・七月大歌舞伎(2026年7月2日〜26日)昼の部・夜の部
昼の部「末広がり」(2回)
昼の部「時今也桔梗旗揚」(2回)
昼の部「元禄忠臣蔵 御浜御殿綱豊卿」Aプロ・仁左衛門(2回)
昼の部「元禄忠臣蔵 御浜御殿綱豊卿」Bプロ・松也(1回)

夜の部「壽三升景清 歌舞伎十八番の内 鎌髭」Aプロ・福之助(2回)
夜の部「壽三升景清 歌舞伎十八番の内 鎌髭」Bプロ・鷹之資(2回)
夜の部「神明恵和合取組 め組の喧嘩」(4回)
夜の部「新歌舞伎十八番の内 春興鏡獅子」(4回)

【歌舞伎・その他の劇場】

・MoN歌舞伎舞踊公演ー京鹿子娘道成寺ー(口上/解説 歌舞伎のみかた/ドキュメンタリー映像/京鹿子娘道成寺)(MoN Takanawa・Box1000)(1回)
・スーパー歌舞伎「もののけ姫」(新橋演舞場)(2回)
・国立劇場 第110回歌舞伎鑑賞教室(解説 歌舞伎のみかた/神霊矢口渡)(大田区民ホール・アプリコ 大ホール)(1回)
・松竹大歌舞伎 八代目尾上菊五郎襲名披露(雨の五郎/藤娘/口上/新皿屋舗月雨暈 魚屋宗五郎)(サンシティ越谷市民ホール)(1回)

今月のMVPー

今月のMVPは、市川團子です。スーパー歌舞伎「もののけ姫」の芯の役として、アシタカを見事に演じ切りました。原作アニメに沿いながらも、アニメでは主役がサンでしたから、スーパー歌舞伎の主役として、アシタカの存在感は大きい。その上、シシ神との二役! 「曇りなき眼(まなこ)」の青年と、生死を司る森の神とを体現。シシ神としての宙乗りは、文字通り、神々しかった!(詳しくは以下の配信で語っています)

今月の最優秀作品ー

ですから当然、「もののけ姫」です。團子もよかったが、サンの壱太郎も良かったし、エボシ御前の時蔵も良かった。モロの笑三郎も、ジコ坊の猿弥も、みんな良かった! これは古典になる作品です。7月に続き、8月も完売とのことで、この先近いうちに再演すること間違いなしだと確信しています。ていうか、この先地方回らないのはどうして?っていうくらいです!

今月の新人賞ー

私としては、市川男寅に。「鎌髭」で、下男太郎作 実ハ 梶原源太を演じていました。
ここでは並び侍の一人かもしれませんが、それでも梶原源太という役にふさわしい風格を持っていた。
口跡も良かった。これからがさらに楽しみです。

今月の敢闘賞ー

「鎌髭」に初役で挑戦した鷹之資と福之助に。月の前半は、なかなか「景清」の迫力を出せずにいた二人ですが、後半になるにつれ、余裕と大きさが出てきて、私はどちらの景清も好きになりました

【関連の配信】

YouTube「きっと歌舞伎が好きになる!」(エンタメ水先案内人 仲野マリ)

コメント

  1. お久しぶりです。
    こちらでは日本のTV番組のストリーミングチャンネルで大手のJmeというのがあるのですが、そこでNHKがライブ放送で見れるんですよね。たまたま見ていた再放送チャンネルの「セレクト」っていうところで、このもののけ姫のスーパー歌舞伎の舞台裏側と市川團子さんのインタビュー(高橋英樹の番組ですわ)がありました。「豊臣兄弟!」とのタイアップだったりしたのでしょうが、なかなか興味深かったです。たったの15分のダイジェスト版でもゾクゾクしました。和楽器で久石譲の音楽っていうのも、ちらっと聴くだけでも泣けそうでしたし、「原生林幕」のメイキングも素敵でした。
    再演してくれそうな雰囲気ありましたね。

      • 仲野 マリ
      • 2026年 8月 25日 8:51am

      Lime Greenさん、お久しぶりです!
      今度こそ、ちゃんと頻繁に更新いたいますので、お見捨てなきよう!

      「もののけ姫」のスーパー歌舞伎化は本当に、令和の大ヒットです!
      本当に、見ていると、何度も涙が込み上げてきます。
      原作の力、そして久石譲の音楽の力もすごいですが、
      それをリスペクトしつつ、歌舞伎の力で凌駕しているところがすごい。
      スタッフも、俳優陣も。
      再演しなくちゃウソです!

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