ベストセラーとロングセラー、
どちらも大切、という話はよく聞きますが、
「売れる本」と「売れない本」を比べたら、
皆さん、
「そりゃあ、売れない本を書く理由はないよね」
とおっしゃるのではないでしょうか。
でも、
数は売れなくても大切な本ってあるんですよ。
多くの人が関心を寄せなくても、
一部の人にとっては重要な知識であったり、
その知識の集積、更新は
文化をつなげていくためにものすごく大事なこと。
だから、
絶版になった本を古本屋さんで探す人、
図書館で見つけようとする人、
多いですよね。
その人にとって、本当に大事な本だからです。
ただ
そこまで「社会的な価値がある」本でなければ、
やっぱり「売れない本」は不必要?
いえいえ、
「本にする」って、とても素敵な文化なんです。
自分が「この世に残したい」と思う情熱。
これさえあれば、
どんな本でも出版する価値がある、と私は思っています。
その「情熱」が、
もしかしたら、誰かの人生を救うかもしれない。
そういう誰かに向けて、
それが、自分が死んだ後に生まれる誰かだとしても。
本との出会いってそういうものです。
だけど……。
商業ベースでは、そんな流暢なこと、
言っていられません。
印刷は、10冊印刷するのも100冊印刷するのも、
1000冊印刷するのも
あまりコストは変わらないんです。
売れなければ、在庫の保管料もかかるし。
自宅に置くと言っても、スペースが必要。
本は重いから、床が抜けたりするかもしれません。
それでも、書きたい!
それでも、出したい!
1冊の「本」の形で!
そういう人のために、
今はkindle出版(電子出版)というものがあります。
なんと!
紙の本も作れるようになったんです!
そんな話を、
8月30日(土)の説明会でしてきました。
私が副編集長を務めている
「Wife」という投稿誌の会員さん向けの説明会です。
みんな、日頃からよく書いている人なので、
「いつかは本にしたい」
「でも無理だよね、高いし」
「電子じゃなくて紙がいい」
と思って二の足を踏んでいた人たちです。
「電子じゃなくて、紙の本がいい」人、
本当に本当に、朗報です!
一旦kindle出版すると、
紙の本にすることができるのです。
1冊から!
それも、印刷代は非常に安い!
当日も、
そんなお話をして盛り上がりました。
ただ一つだけ。
kindle出版の落とし穴は、
「編集」が出版工程から落ちている点。
正直、電子書籍の世界は
玉石混交。
書いたものを、ただ出すだけでは
本物の「本」にはなりません。
一定以上のクォリティのあるものに
仕上げるためには
著者の気持ちに寄り添いながらも
第三者の客観的な目を持った編集者が必須です。
「本を書きたい」と思っているあなた
よろしかったらご相談ください。
現在、定期的な講座は行っておりません。
あなたの都合の良い日にちをリクエストしてください。
追ってご連絡します。
【今日のお知らせ】
①9/7(日)14時~
「深掘り!「小説『国宝』登場人物それぞれの人生」
9/7(日) 第一回 小説「国宝」は、仁侠の物語である
9/21(日)第二回 喜久雄をめぐる女性たちの人生を深掘る
10/5(日)第三回 興行として生き続ける歌舞伎。「芸は血を超えるのか?」
(令和アカデミー倶楽部(3回講座・1回のみの受講も可能)
対面講座申し込み→https://reiwa-academyclub.jp/course/post/3653/
オンライン申し込み→https://reiwa-academyclub.jp/course/post/3655/
②投稿誌「Wife」
年4回発行の投稿誌です。
創刊62年を迎える歴史ある雑誌です。
「わいふ」→「Wife」と変わり
現在は隔月刊から季刊になりました。
そして、今は結婚していなくても、何歳でも、
性別にも関係なく投稿できます。
詳しくはこちらを。
「Wife」に18年間連載し続けている
「仲野マリの気ままにシネマナビ」から生まれた
私の映画のレビューサイト(2014〜)もどうぞ!





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