第102回「女性の視点で読み直す歌舞伎」は、現在平成中村座の第一部にかかっている「双蝶々曲輪日記(ふたつちょうちょう・くるわにっき)」を取り上げました。
「平成中村座」では「角力場(すもうば)」という場面のみしかやりませんが、このお話には「引窓」という有名な場面もよく上演され、「角力場」に出てくる「濡髪(ぬれがみ)」という大関が共通して出てきます。
今回は、角力場のお話を中心に、そこから始まる放駒長吉と濡髪長五郎つまり「二人の長さん」→「双蝶々」のその後について。
今回初めて参加された方からは「お話を聞いてから行けばよかった」「ナゾが解けました!」という方がいらっしゃいました。
「角力場」は人気の演目なので、これからも絶対かかるので、大丈夫ですよ!
また、「これから行くので楽しみです!」という方もいらっしゃいました。
文楽ではかかることがある「橋本」という段のお話では「え~!?」「ありえない!」という驚きの声が上がりました。
皆さんの反応が私の励みになります。いつも感謝しています。
来月は11月11日(金)13時半から「助六」についてです。
お申込みはGinza楽学倶楽部
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