映画「イニシェリン島の精霊」のレビューを書きました 2023.01.21 時事通信の映画紹介サイトに、「イニシェリン島の精霊」のレビューを書きました。アイルランドのアラン諸島の寒々しい風景の中で起きる「事件」と人間模様を、「スリー・ビルボード」のマーティン・マクドナー監督が描いています。私は2016年に、世田谷パブリックシアターで「イニシュマン島のビリー」
映画「ノベンバー」のレビュー記事を書きました 2022.10.23 時事通信の映画紹介サイトに、「ノベンバー」のレビューを書きました。エストニアの映画です。いやー、一筋縄ではいかない映画! 噛めば噛むほど味が出る!私は試写はだいたい1回しか観ないタイプなんですが、これはもう一度観ました。頭の中を、さまざまな思いがグルグルとよぎります!とにかく
第35回東京国際映画祭開催迫る! 2022.10.22 毎年取材をしている東京国際映画祭。第35回となる今年もたっぷり堪能します。10/24(月)~11/2(水)まで。日比谷ミッドタウンを中心に、日比谷・有楽町・銀座界隈の映画館を巻き込んで展開します。今のところ、試写12本、監督インタビュー2本の予定です。力作ぞろいなので、とても楽しみに
映画「LAMB/ラム」のレビューを書きました 2022.09.20 時事通信の映画紹介サイトに、「LAM」のレビューを書きました。アイスランド・スウェーデン映画。寒々しい荒涼とした風景が心をざわつかせます。会員限定記事ですが、最初のリード文とあらすじだけは、でなくても読めます。時事通信ドットコム「LAMB/ラム」
「新章パリ・オペラ座 特別なシーズンの始まり」の「特別」とは? 2022.08.23 ドキュメンタリー映画「パリ・オペラ座 特別なシーズンの始まり」のレビューを書きました。「特別」とは、「コロナ禍」という意味です。たくさんの劇場が、コロナ禍で大きな影響を受けました。オペラ座は、その中で、どのように再生していったのでしょうか。稽古や公演の様子もふんだんに。ぜひご覧くださ
映画「島守の塔」のレビューを書きました 2022.07.23 「気ままにシネマナビonline」に、2022年7月22日公開の映画「島守の塔」のレビューを書きました。萩原聖人、吉岡里帆、いずれも熱演しています。沖縄戦の時、日本軍は沖縄の人たちをいいように使い、そして見捨てた、という側面を植え付けられていた私は、戦後70年以上経っていまだ基地の町となっている
映画「破戒」のレビューを書きました 2022.07.01 「気ままにシネマナビonline」に、2022年7月8日から公開の映画「破戒」のレビューを書きました。主演は間宮祥太朗さんです。島崎藤村の小説「破戒」はこれまでに2回映画化されていますが、3回目の本作は、令和の時代にふさわしい作りとなっています。あなたの心の中にある「なかなか人に言えないこと」「
中井貴一企画・主演の映画「大河への道」 2022.05.22 立川志の輔の落語をもとに、中井貴一が企画し主演、現在公開中の映画「大河への道」(©2022「大河への道」フィルムパートナーズ)のレビューを「仲野マリの気ままにシネマナビonline」に書いています。昨日見ていたテレビ番組「タイプライターズ」に出演していた中井貴一はこの映画について・時代劇とい
コロナ禍の今、エンタメの力を問う映画「HOKUSAI」レビュー 2021.06.10 昨年の第33回東京国際映画祭のクロージング作品だった「HOKUSAI」が、5月28日から上映されています。6月1日からは、映画館への自粛勧告も解けるということですので、「この映画観たかったんだ!」という方は、映画館へお運びください。柳楽優弥と田中泯が、葛飾北斎の若い時代と晩年とを演じます。現在T
シネマナビonline.comに「トールキン 旅のはじまり」 2019.08.18 シネマナビonline.comに「トールキン 旅のはじまり」の紹介記事を書きました。「指輪物語」の作者の半生を描いた作品です。この壮大な小説に心奪われた人も多いはず。「ロード・オブ・ザ・リング」三部作も素晴らしい映画ですよね。その作者がこの物語を紡ぎ出せたのはなぜか? それが見えてくるよ