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なぜ私は年に100本もの舞台を観るようになったか?

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私が毎年100本に及ぶ舞台を見るようになったきっかけの一つは
1989年、16歳の熊川哲也がテレビの中で舞う姿でした。

それまでも、ミュージカルは好きだったのですが、
クラシックバレエにまったく興味がなかった私。
それが、彼のたった1回の大跳躍に魅せられて、バレエの世界にとりこまれていきます。
彼が英国ロイヤルバレエ団に入ったのも大きかった。


イギリスはシェイクスピアの国。バレエを通して、
ロミオとジュリエットの素晴らしさを再認識させられました。
彼を観るためだけに始めたバレエ通いから始まって、
そのロミオとジュリエット論を書いて
日本ダンス評論賞に応募したら、最終選考に残ったのです。

そして2001年、今度はAMPの「スワン・レイク」について書いて、
第11回日本ダンス評論賞に佳作入賞。
私の大学での卒論作家、プルースト
「失われた時を求めて」との比較論でした。

これと前後して蜷川幸雄のシェイクスピア作品に出会い、
そこから野田秀樹、三谷幸喜、井上ひさし、など、など、など
私の演劇体験は急激膨張していきます。

歌舞伎は久々に行った歌舞伎座の雰囲気と、
テレビで見たコクーン歌舞伎の「三人吉三」と
平成中村座での「仮名手本忠臣蔵」通しを経て、
とうとう歌舞伎座さよなら公演はすべて見てしまった、というのめりこみよう。
その上、熊川作品でもゼッタイにしなかった「遠征」を、
歌舞伎ではやってしまい・・・。

ミュージカル→熊川哲也→バレエ→シェイクスピア→
蜷川幸雄→(中略)→歌舞伎→文楽→能(いまここ!)

関心は次から次へと移っていくとはいえ、
じゃあ前のものには興味がなくなるかといえば、そうじゃない。
ゼンブ観てる。ゼンブ引きずってる。

だから、年に100本、なのであります。
これからも、舞台から目が離せません!


 

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