⑦「隅田川」と「瞼の母」で‘子ゆえの闇’を考える  

女性の視点で読み直す歌舞伎⑦
「‘女は子宮で考える’に異議あり!」

~「隅田川」と「瞼の母」で‘子ゆえの闇’を考える~

「親子」というと「母もの」と相場が決まっています。
「隅田川」と「瞼の母」はいわばその2トップ。
「隅田川」は、さらわれた子どもを探して京都から東京の隅田川までやってくる母親の執念を、
「瞼の母」は、幼いときに母と別れた番場の忠太郎が、
一度でいいから我が子と呼んでもらいたかった切なさを、別れた母の苦悩とともに描いています。
今回は、震災で子どものご遺体がまだみつからない親御さんの気持ちや、
試験管ベビーが主張し始めたDNA的親探しの権利など、
現代にも通じる視点から、親が子を、子が親をあきらめきれない気持ちに迫ります。
また、「親子の情」は母親に限ったものではありません!
歌舞伎には「荒川の佐吉」や「天保遊侠録」など、父性を描いた作品も。併せて紹介します。

*7月、歌舞伎座の近くの東劇では、シネマ歌舞伎クラシックが再登場。
前回好評だった「隅田川」も観ることができます。
・GINZA楽・学倶楽部
2014年7月3日(木)13:30~15:30
2014年7月3日(木)19:00~21:00
*昼・夜内容は同じです。

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